サイマル演劇団+コニエレニ「フェルディドゥルケ」出演者募集



2024年7月に、ポーランド出身の劇作家・小説家、W・ゴンブロヴィッチの小説「フェルディドゥルケ」を舞台化します!!


ゴンブロヴィッチ以外に複数の作家のテクストを組み込んだ作品になる予定です。それにあたって、出演者を若干名募集します。

2024年7月4日〜7月14日(全13ステージ予定)

劇場/サブテレニアン

原作/W・ゴンブロヴィッチ

構成・演出・美術/赤井康弘

出演/赤松由美(コニエレニ)、葉月結子 他


稽古日程

5月下旬から、サブテレニアンおよび板橋区内の公共施設。

平日夜間、週末昼間から。25回〜30回程度。

応募条件/18歳以上。舞台出演の経験が1回以上ある方。


応募方法/タイトルを「フェルディドゥルケ出演希望」とし、名前、年齢、(あれば)所属団体、芸歴、連絡先、バストアップの写真を添付の上、info@subterranean.jpまでメールしてください。


出演料/固定+キャッシュバック制

選考/【一次】書類審査【二次】テキストの音読、面談。2月前半を予定。

応募締め切り/1月31日(水)

ウィトルト・ゴンブロヴィッチ(1904−1969)現在のシフィェンティクシシュ県マウォシツェ生まれ。1933年処女作『成熟期の日記』を、37年には長編『フェルディドゥルケ』を発表。 1939年、旅客船「フロブリ号」にて外遊するも、ブエノスアイレス到着の7日後に祖国ポーランドにナチス軍が侵攻し、以後アルゼンチンで亡命生活をおくる。1960年『ポルノグラフィア』、1960年『コスモス』発表。1963年、ドイツに移住。1969年、フランスで死去。


【サイマル演劇団および赤井康弘のプロフィール】

演出家・赤井康弘のほぼ一人劇団。1995年、仙台で旗揚げ。2000年、東京に拠点を移す。2006年、サブテレニアンをオープン。以降、古典作品を上演。俳優の身体性をを軸に、物語から距離を持ち、そこから離れようとする身体と近づいてしまう精神とのせめぎ合いを、硬質な身体と独特の発話で、主に不条理劇、前衛劇として上演。代表作に、円環運動を主とした「授業」、シュルレアリスムの代表作を扱った「ナジャ/狂った女たち」、感染症の蔓延する都市を描いた「Peste≠Peste」等。2011年、利賀演劇人コンクール参加。2017年、韓国・礼唐国際舞台芸術祭に招聘。2022年、サイマル演劇団+コニエレニとしてポーランド・国際ゴンブロヴィッチフェスティバルに招聘。準グランプリを獲得。その他、サブテレニアンではプロデューサー及びキュレーターとして活動。古典だらけの演劇祭「板橋ビューネ」や、パフォーマンスアートを主に扱う「Marginal Man」等を企画、製作。海外の演劇祭の参加劇団のキュレーションも行う。


【コニエレニ及び赤松由美のプロフィール】

東京都八丈島出身。1999年、劇団唐組入団。以降、2018年に退団するまで全公演に出演。唐十郎に師事。ポーランドの映画監督イエジー・スコリモフスキの映画に感銘を受け、コニエレニを設立。2022年、サイマル演劇団+コニエレニ「コスモス」に夫人役で出演。コニエレニは赤松由美が代表理事を務め、能楽師、日本画家、ピアニストからなる芸術団体。2022年にポーランド・ラドムで初の海外公演を主催し、2023年には八丈島での「小鼓体験会 小鼓の夕べ」、朗読劇「父と暮せば」、「叫び」のワークショップ「ザ・シャウト八丈」、高知県での朗読劇「モネをさがして」等を開催し、好評を博す。2022年、一般社団法人コニエレニ設立。


写真は2022年、ポーランドのラドム市民劇場で上演され、準グランプリにあたる団体賞を受賞した、たサイマル演劇団+コニエレニ「コスモス/KOSMOS」より

コニエレニ

ポーランドが大好きな、ポーランド語の同級生が集まってできた 芸術団体「コニエレニ」。 コニエレニとは、ポーランド語でコニが馬、イェレニが鹿をという意味で、 うましかな人しか入れないプロダクション、「うましかプロ」なのでした。